学芸員ってどうやってなるの?
授業内容などんな感じ?
今回はこんな疑問について実際に学芸員資格を取るために実際に授業を受けている私がリアルなお話をしていこうと思っています。

学芸員になるには
まず初めに学芸員になるには、「学芸員資格」が必要です。
そのため、学芸員課程のある大学や短短期大学で必要な科目を履修し、単位を取得する必要があります。社会人であっても、通信制大学で学芸員課程を履修して資格を取得することができます。また、学芸員の資格を得るための試験を実施している認定機関もありますが、主に大学を通じて取得するのが一般的です。
私の大学では、通常の授業に加えて、追加の授業料を支払い、学芸員課程の授業を受けています。
注意すること
また、注意点として4年生になると、自分で選んだ博物館や水族館、動物園などへ5日間実習を行うことになります。自分の行きたい場所を事前に決めておき、その機関にしかない特徴などを知っておくと良いです。
学芸員資格は役に立たない?メリットデメリット

学芸員資格を取得すると、こんなメリット・デメリットがあります。
メリット
- 普段の授業では学ぶことができない博物館の裏側を知ることができる。
- 知識の幅が広がる。
- 資格を取得することで、観光業や教育業界等に活かすことができる。
- 実習の体験等を語れるため、就活の時の話題作りになる。
デメリット
- 資格を取得しても、すぐに学芸員として働くことができるとは限らない。
- 大体5,6限に授業があるため、遊ぶ時間がない。
- 通常授業に加えてテストや課題が課せられるため、忙しくなる時がある。
学術情報課程の授業について。

実際の授業は座学が基本です。2年生の前期から授業が始まり、受講者は40人くらいで全校生徒の半分も満たない人数が参加しています。
授業内容
授業内容としては、どんな風に博物館の資料を展示するのか、管理方法や見せ方の工夫等を学びます。一部グループで考えた展示内容を発表する授業もありましたが、基本的には博物館の経営について学んだり、効果的な展示方法について学んだりしています。
時間割はどんな感じ?
なかなか居ないかもしれませんが、私は教職の授業も取っているため、3年の後期でも授業は結構あります。これでもまだフル単ではないので、4年になっても授業を取る必要があります。が、教職の授業に比べると、博物館の授業は全然ありません。
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
1限 | |||||
2限 | 教職 | 選択 | 選択 | 選択 | |
3限 | 選択 | 博物館教育論 | 選択 | 選択 | |
4限 | 教職 | 研究室 | 教職 | ||
5限 | 教職 | 教職 | |||
6限 | 博物館展示論 | 博物館経営論 |
学芸資格を取得できる大学一覧
国公立大学
大阪大学(文学部)
東北大学(文学部)
九州大学(文学部)
北海道大学(文学部)
筑波大学(人文・文化学群)
東京藝術大学(美術学部)
私立大学
多摩美術大学(美術学部)
早稲田大学(文学部)
慶應義塾大学(文学部)
明治大学(文学部)
立教大学(文学部)
同志社大学(文学部)
関西学院大学(文学部)
武蔵野美術大学(造形学部)
その他の大学(地域別)
- 関東:千葉大学、横浜国立大学、学習院大学、東京女子大学 など
- 関西:神戸大学、京都府立大学、奈良大学 など
- 東北・北海道:弘前大学、山形大学、札幌大学 など
- 中部・北陸:名古屋大学、金沢大学、静岡大学 など
- 中国・四国:広島大学、岡山大学、愛媛大学 など
- 九州・沖縄:長崎大学、熊本大学、琉球大学 など
学芸員資格は、大学で必要な科目(博物館学・文化財保存・資料管理など)を履修し、単位を取得することで取得できます。また、美術系・文学系の学部が中心ですが、自然史系(動物・植物・地質学)に強い大学もあります。
もし特定の分野(考古学、美術館、自然史博物館など)に興味があるなら、それに特化した大学を選ぶのも良いですね!
最後に
学芸員の資格を取得するためには、通常の授業に加えて、学芸員課程の専門科目を履修しなくてはならないため、時間的にも学業的にも負担が大きくなります。そのため、計画的に履修を進めることが求められ、大変に感じることでしょう。
しかし、学芸員課程で学ぶ内容は、博物館や美術館での実務にとどまらず、歴史、文化、芸術、自然科学といった幅広い分野の知識と、それを管理・活用するスキルを身に付けることができます。これらの知識とスキルは、教育や観光、さらにはビジネスやデジタルコンテンツ制作等、他の多くの分野でも応用が可能です。
学芸員課程での学びは、特定の職業を目指すだけでなく、自分のキャリアや人生の選択肢を広げることができます。学芸員資格を取得しようか迷っている方に、今回の私の記事が役に立てれば幸いです。
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